お客様から「ブラジル産の方が成分が良いんじゃないの?」「自然で育ったほうが・・・」「魚も養殖物より天然物の方が・・・」などの質問があります。
現在は、ブラジル産も日本産も人工栽培です。人工栽培の方法として胞子からの培養と組織からの培養の2種類があります。一般的なのは胞子からの培養で、組織培養をしているところはごく限られた所でしかありません。



親株の性質をそのまま受け継ぐことです。当社でも、ブラジルより良質のアガリクス茸(種菌)を数種持ち帰りその下部から細胞を取って培養しておりますのでブラジルの良質なアガリクス茸と何ら変わることのないアガリクス茸が毎日収穫されています。しかも露地栽培とは違い、徹底管理された施設での栽培ですから他種のキノコの菌、病原菌などの混入の心配がなく純度の高い安全なアガリクス茸のみをご提供できるわけです。


人間でも親、子供、孫と世代が変わるにつれ、それぞれの性格も違ってきます。
キノコも同じで、胞子から胞子へ世代を継げば継ぐほどその性格(成分)が変わる危険性があります。つまり、姿・形はアガリクス茸でも中身(成分)は全く違うキノコになることが現実に起こるわけです。


また露地栽培品の場合、純度の面で心配があります。アガリクス茸の生える環境下には違うキノコも生育するわけで、違うキノコも全ていっしょに収穫されます。収穫の際、それぞれ選別できれば問題はありませんが現実的には不可能です。
また、キノコは自己防衛力が非常に強い生き物ですので環境に自分の身体をあわせようとします。この場合、環境が変われば突然変異が起こります。環境が一定していれば問題はありませんが、露地栽培では、そうはいきません。突然変異とは前に述べたような姿・形はアガリクス茸でも中身(成分)がアガリクス茸ではなくなってしまうことです。


「天然物の方が良い」というのは間違った知識です。キノコに関してはそれは当てはまりません。むしろ安全性という面から見れば施設栽培のほうが安全なのです。
(株)大愛は、自社工場(国内)の管理された培養室にて、組織培養でアガリクス茸を栽培、製品化しています。ですから、安全で最高品質のアガリクス茸を供給することが出来るのです。